プロ野球記者のヒロインと、バツイチの2軍選手との恋を描くドラマ。「東京ラブストーリー」「101回目のプロポーズ」などのTVドラマのヒットメーカーたち(脚本・野島伸司、監督・光野道夫、製作・大多亮)らによる映画作品。
一流新聞社に勤めるキャリア・ウーマンの沢木霞は突然掃きだめのスポーツ部へ移動させられ、ルールも知らないプロ野球の担当記者になる。風変わりな同僚・星野と神宮球場に取材に出かけた彼女は、ヤクルトスワローズの選手・轟仁太と出会う。バツイチで12歳になる娘・球子とふたり暮らし、お調子者でギャンブル好きの仁太は、かつて最強の3番バッターだったが、ある事故が原因で鳴かず飛ばずの代走要員となってしまい、さらに2軍落ちしてしまう。もう一度ホームランボールをプレゼントするという球子との約束も果たせないまま、引退を口にする仁太を励ますうち、霞は次第に仁太に惹かれていく・・・。